第36回国家試験からの出題です。
101 肥満児童の母親が、仕事からの帰宅時間が遅く、子どもが母親を待っている間にお菓子を食べ過ぎてしまうと悩んでいる。栄養カウンセリングにおいて、ラポールを形成するための発言である。最も適切なのはどれか。 1つ選べ。
(1) 不在時に、お子さんがお菓子を食べ過ぎてしまうのは仕方のないことですよ。
(2) 不在時に、お子さんがお菓子を食べ過ぎてしまうのは心配ですね。
(3) 職場の上司に、帰宅時間を早めたいと相談してみてはいかがですか。
(4) お菓子の買い置きをやめることはできませんか。
解答は(2)です。
「ラポールの形成」とは信頼関係の構築ということですかね。ただ単にフランス語の問題ですね。
というよりも栄養士さんが事務室の中で書類ばっかりつくていないか、子どもたちと一緒にたくさん遊んでいるかどうかでこの問題は解けますよ。半分ぐらいは栄養士さんの仕事の仕方次第で相談される側の問題は解決すると思います。あとの半分は肥満児童とお母さんが解決すると思います。
昔、私が児童福祉施設で勤務していた頃、子どもたちは勝手に悩んで勝手に解決しているのを私は横で見ているだけでした。私は全力をあげて職員室から出て子どもたちと一緒に遊んでいました。
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