壱 国家試験を自分勝手に解説 

国家試験シリーズ

最初は第36回国家試験からの問題です。

水道法に基づく上水道の水質基準に関する記述である。

最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

(1) 末端の給水栓では、消毒に用いた塩素が残留してはならない。

(2) 生物化学的酸素要求量(BOD)についての基準値が定められている。

(3) 一般細菌は、「 1 mL の検水で形成される集落数が 100 以下」となっている。

(4) 総トリハロメタンは、「検出されないこと」となっている。

(5) 臭気は、「無いこと」となっている。

答えは(3)です。

給食管理をされている栄養士の皆様は毎日の施設の衛生管理で関係のあるものだと思います。施設の設備の中でも給食施設だけでなく給排水設備についても結構栄養士が見ているのではないでしょうか。私も末端水栓(厨房の中の蛇口のことです)から出る水を試薬と混ぜて色見表と照らし合わせて確認していました。この試薬は毎日使うものなので、よく発注するが遅れて発注業者さんに迷惑かけたものです。

施設で使う水は一般に施設の屋上にある水槽(高架水槽)に一旦ポンプで水を汲み上げて貯めておきます。この水槽の清掃を年に一度業者さんに発注してお願いしなければなりません。昼食の食器洗浄が終わって夕食の調理が始まるまでに高架水槽の清掃をお願いします。高架水槽がある施設の屋上出入り口の鍵の受け渡しチェックをするのも私の役目でした。業者さんと一緒に屋上に上がった時にカラスが作った巣の撤去や蜂の巣確認、屋上の清掃もついでにしていました。

この問題一つで他にもたくさんの仕事を思い出しましたがまたの機会にします。それではまた。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。全然解説してないですよ、と突っ込まれるかと思いますがその理由はこの記事でご確認ください。

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